ドッグフード
選びのヒント
1990年代前半に提唱されている考え方の一つに、愛犬に生の食材を与える事によって、より健康でより長く生きられるとされるものがあります。近年日本でも、生の素材をそのまま、或いは調理したものを与える事が増えています。これも、この考え方が、専門的又は限定的に浸透して行ったのではないでしょうか。
野生動物だった頃は、草食動物の肉、内臓や果物などを生のまま食べて体に適した栄養素を取っていたと考えられます。現在、ご家庭で飼われている愛犬は、野生動物だった頃とは生活環境も全く違い、食べるものにもより多くの選択肢が出来ました。その反面、結果的に不必要な物も摂取してしまっているかも知れません。
では、愛犬に何のために生のお肉を食べさせるのかを考えた時、理由の一つは、吸収する栄養素が大事だからです。生で食べる事により、熱により失われてしまいがちな、ビタミン、鉄分、酵素などを効率良く取れると考えられています。また、運動量が不足がちになる環境では、穀物(炭水化物)を多くとる必要はありません。肥満の原因にもなります。
また、アレルギー対策も、もっとも重要な事の一つです。最近は高品質のドライフードもたくさんあります。しかしながら、以前は、満足感を得る為、炭水化物、脂肪分や添加物が入った安価なドライフードも多くありました。それらも、愛犬のアレルギーを引き起こす可能性があるのかも知れません。長年交配を重ね、改良を続けられてきた為、体質は受け継がれる可能性もあります。気をつけていてもアレルギーが出てしまう事もあります。リスクを低減したり症状を少しでも抑えてあげられるならうれしいですよね。そして、大切な愛犬には、飼い主自身も安心出来るものをあげたくなるものではないでしょうか。
① まず、私たちが、法律において生で食べられるか、食べられないか、を基準にするものではありません。人気の馬肉についてですが、私たちが馬刺しを食べられる一番大きな要因は、生産者、製造者の方々の努力のおかげだという事があります。製品になるまで、基準をみたした施設で衛生基準を遵守し、ルールを守り、万全を期しているから馬刺しが流通しているのです。馬は体温が高いため、寄生虫が付きにくいので、生で食べても大丈夫、と言う事も聞きます。それも正しいかも知れません。ただ、平均体温は、牛、羊、豚よりも低いとされています。馬の平均体温は37.5度位で、羊の場合は、39度位です。人間が生で食べられる馬肉が犬にとって安心・安全、なのではなく、馬肉の持つ特性自体が犬にとって良いという事です。
② 色々なものを与えましょう。生肉を食べる事で大事な栄養素を摂取出来、身体に良い面がたくさんあります。しかしながら赤身のお肉だけを食べる事では、健康な身体は維持できません。飼育環境に応じた適度な脂肪分を摂取する事は、健康を保つ上で大切な事です。また、同じ物しか食べなくなると、非常時やそれが手に入らない時に困ります。その点では、ドライフードも大事な選択肢になります。
③ 無理なく継続的に手に入り、健康被害のリスクが低く、飼い主も安心出来る素材を。 輸入食肉の利点は、成長ホルモン剤、成長を促す為の抗生物質を使用していません(弊社ご提案商品)。ISOやHCCPなどの認可を受けた工場で生産された原料を使用します。そして、その原料を国内において、食肉処理、加工の認可を受け、高い衛生基準を備えた施設で製品に仕上げています。もちろん、弊社が輸入販売しているお肉と同じ品質の物で、私たちの晩御飯の材料にも使えます。
④ 他の食べ物との栄養バランス調整が分りやすい様に、赤身率が高く脂肪が少ない商品です。普段の食事において脂肪分が足りないと感じれば脂肪分を足すなど、健康状態などを見ながら与えて下さい。
⑤何が何でも生肉!ではありません。生が苦手なコ、体質に合わないコもいると思います。少し熱を加えて与える事や量を調整する事、違うフードを与える事などが重要で、飼い主のエゴにならず愛犬の健康を一番に考えましょう!!
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